店舗物件に強い不動産業者等の見分け方[4つのポイント]
「いいなと思う物件はいつの間にかいつも先に他に越されてしまう」
「この物件で店舗運営していけるかの踏ん切りがつかない」
など、物件探しで苦戦している方や行き詰っている方を多く見受けられます。
これから出店予定をお考えで物件探しでお悩みの方へ 店舗物件に強い業者の見分け方についてご紹介いたします。
「店舗専門」と表現している不動産屋等であれば、 店舗物件に関しては住宅等を取り扱う他の不動産業者よりも
実績が多めとみてよいかと思います。
圧倒的に物件数が多く仲介しやすい住居や事務所物件の方が
営業がしやすいと言われている中であえて店舗に特化して、
長年続けていけるということは、安定的に物件情報を多く持ち、
仲介してきた実績があると考えられます。
店舗専門の不動産等の業者でなくても最近では掘り出し物の店舗物件の情報を
もっている業者も多数見受けられます。
店舗物件の仲介では、物件の設備面での知識が要求されます。 また居抜き状態での仲介が多かったりと特別な要件が入ってきますので、 業者にそういった部分の知識がどれくらいあるかを聞いてみるとある程度の
実績がわかると思います。
さらに店舗に得意とする業者かどうかを見分けるポイントとして、 以下の4つのポイントにまとめました。
①不動産業者の宅建免許番号が大きい数字になっているか
地場に強い不動産業者かどうか見分ける場合、 不動産宅建番号の数字が大きいかどうかというのが一つのポイントとなります。
例えば「大阪府知事( )123456号」の()内の数字が(3)以上だと10年以上不動産業を営業していることになります。
店舗物件の仲介についても、その地域に根づいてある程度の経験がないと、 なかなか貸主から店舗物件のテナント付けを任されることはないと考えられます。
②管理物件をもっているか
不動産業者を訪問したときに、ビル名の表示された管理物件ファイルをたくさんストックしていると、その業者は店舗物件に強い可能性があります。
③周辺の出店店舗の事情に詳しいか
不動産業者を訪問したとき、最近勢いよく出店している店舗の条件や、 周辺で出店した店舗の出店経緯などについて、どこまで答えられるかというのも
一つのポイントとなるでしょう。 特に大手チェーン店舗の契約実績がある不動産会社は、店舗物件に強い可能性が
あります。
④居抜き物件での契約実績は多いかどうか
居抜き店舗の仲介経験や過去に仲介したことがある業態などを質問したときに、 造作譲渡や厨房設備などについてのエピソードが多数出てくるような業者は、 居抜き店舗の仲介経験や実績が多いと考えられます。
優良な店舗物件の情報は、居抜き物件として流れることがほとんどですので、 居抜きでの仲介実績を確認することは、閉店の早い段階での情報を入手する
ルートをもっているということになり、そういった業者は店舗物件に強い可能性が高いです。
※物件候補が挙がったら、まず物件設備をセルフチェックしていただき、 チェックしていただいた内容をもとに「物件設備診断」を 弊社でさせていただきますのでお気軽にお申し付けください。